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本当の意味で大きな国とは、どういう国のことなのでしょうか。

三木睦子

              2012年9月29日九条の会 日比谷公会堂
                           (9月30日送信)


            いのちの歌
   
 ・・・町が営みが消えた 
  あのひとはどこへ・・・
   もうなかせはしない・・
    それは 約束
     わすれはしない 
    いつまでも・・・


  画学生 (無言館)
 かわかぬ絵の具・・・
  いまでもかわかぬ・・
   一滴のいのち・・
    いまでもかわかぬ・・

  佐藤真子(MSAKO)さん
 汚染された町 人々の哀しみ
 
・・・  
   画学生が残した
 一滴の命 いまでもかわかぬ
  もっと生きて描きたかった・・
 人間の犯した戦争への怒りが
 やるせないソプラノとなって、
 ひとを打ちます。
 


開演の挨拶

                  
                 講演
      


三木武夫首相は、防衛費を国内総
生産の1%内に押さえることを、
閣議決定しましたが、野田政権は
 原発の廃炉過程計画を、決定翌日
反古にしました。閣議の意思など
なかったごとく。民意とは民主主義
とは、いったい何なんでしょう・・・
経済界のドン声には従った。



非武装中立論が、淡雪のごとく溶け
てしまったように、脱原発の動きも
溶ける・・といった事柄を、某頭脳集
団のリーダー的人物が述べていた
が、激しい憤りをおぼえましたと。
核技術の管理等を絡ませての言葉
を、あさましく思われたそうだ。



          俳人「九条の会」の群読



群読の中の一首

杖ついて広島の日に焼けにゆく
                    石田三省


 「九条の会」
      詩人の輪



 詩の付記
  セシウム一三七
  半減期三〇年
  ストロンチウム九〇 半減期三〇年
  プルトニウム三九  半減期二万四千年
  ヨウ素         半減期八日


        「同心円」 
青木みつお


          憲法九条を守る歌人の会



詠歌の中の二首

何のための戦争だったか 戦争せぬ国になった そのためだった
                      橋本 喜典

万葉の世はつい昨日プルトニウムの半減期二万四千年先
                      下村すみよ


       講演2



・・湾岸戦争勃発時、自国がPKO法
により参加することへ、反対の意を
街頭で示していた時、同じ弁士として
立っていらした方が、三木睦子さん
であった。といったことなど織り交ぜて
平和活動に邁進れていた姿等を
話された・・・・


 
        「あなたのおじいちゃまはねぇ」

 ・・・・私は、いまの安倍総理(2007年6月9日「九条の会」学習会での挨
 拶)のおじい様さまと親しゅうございまいした。仲良しにしていただけてお
 りました。というのは、あの方は一所懸命平和を説かれたのです。日本
 中で、こんな戦争してはいけないのだ、平和でなくてはいけないのだと
 いうことを一所懸命説いていらっしゃいました。特高警察などが後を付け
 狙って、演説会では何かっていうと、「弁士注意!」なんて大きな声をお
 巡りさんがあげるんですんね。でも、そんなことをかまちゃいないで、一
 所懸命、大衆に向かって、いま日本はどうあるべきかということを説いて
 いらした安倍寛さんという人の姿を思い浮かべます。・・・夜遅く「ああ、
 お腹すいた。奥さん頼む」なんて言って入ってらっしゃるんです。・・・
 すぐに三木が迎えて、二人で非戦論を語ることができるということで、よく
 来てくださったのですね。・・この戦争を避けるためにはどうしたらよいか
 ということを相談しておりました。・・・帝國議会の衆議院議員でしたが、
 1942年の翼賛選挙では、、三木と同じく翼賛政治体制協議会の推薦を
 受けずに当選し、当時の軍部主導の国会体制を厳しく批判してがんばら
 れた方です。・・・お孫さんは天下を取って総理大臣になっていらっしゃる
 のに、おじいさまのことをご存知ないのですね。・・・安倍寛さんのことを
 思い描きながら、教えてあげなくてはいけないとしみじみ思うのでござい
 ます。・・・・

 ・・・軍隊を外国へ出したり、戦争をしたりしたいという人がある以上、たと
 え年寄りでも、どうしても私はそれに抗って何とかしなければいけないと
 おもうのです。(2004年7月24日、九条の会発足記念講演会にて)

 ・・・どうか皆さん、あの忌まわしい戦争を、「私がしたんじゃないから」
 「自分のせいじゃないから」と言い捨てないでください。つらいことですけ
 れども、私たちの先祖があの戦争をしたのです。ですからその償いの
 ためにも、日本は軍隊を持たない静かな平和な国になっています、とい
 うことを世界に向かって言い続けてほしいのです。・・・
         (2005年7月30日、一周年記念有明講演会にて)

 ・・・日本は「国を大きくしよう」として大きな間違いを犯しました。けれど、
 本当の意味で大きな国とは、どういう国のことなのでしょうか。それは
 決して国土が広いということではないのです。どの国にも尊敬される、
 立派な国であること、それが大事なことなのです。そしてそのために、
 戦争はしてはいけないのです。・・・
 (2008年8月8日、小田実さんの志しを受けついで九条の会講演会にて)
 
 *上記の言葉等は、2012年9月29日、三木睦子さんの志しを受け継い
  で九条の会講演会ー今、民主主義が試されるときーのパンフレットより
  抜粋。
                     文責:管理者にあります。


   継続した学習会を
 


人々の継続した意思活動が、
民意となり得ることを、これまでの
会が示しています。今後、さらに
学習会主体の会として行って
いきます、との趣旨をもって
講演会の終わりにされた。

           
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