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 九条の会

九条の会発足10周年講演会
2014年6月10日 渋谷公会堂

     



10周年講演会の挨拶。
 とみに高まる危うき道にあって、
会の持つ意義と力をあらためて
把持しましょうとの意にあった。


 

大事な運動なのに、自国メデアの
無関心さに驚くばかりだとのこと。
市民の論理と国の論理が対峙する
場面では、市民の力と論理こそ
権力へのはどめとなる。市民の論
理はライオンの目だ。ベートヴェン
のこの音にはあらずにちなんで、
権力の声に非ず、市民の声を・・
と日韓のみならずアジアへ鳴らそ
といった趣旨の話にあった。




積極的平和主義は、殴られる前に
われ先に、相手側に殴りかかる
ことにあると明快な言にあった。



 

法律の専門家としての範囲ながら
として控え目ながら、現政権の
立憲主義をないがしろにする勢い
を批判され、動きの危うさに危惧
されていた。





井上ひさしさん、加藤周一さん等
の思いでをからめて面白い話をさ
れた。仏文科の学生の仲間で
天才について、小林秀雄の天才
が話題になったおり、氏が加藤周一
さんの才こそ相応しいといわれた
そうだ。仲間は、お前は田舎の山猿
かと怪訝な顔をされたとのこと。いかに
も大江さんの人となりを教えていた。
言葉通りの日常への目のないところ
では、ひとの心に染み入る言の葉
などない。

 
 

0年以上前感じていた危うさが
現実化する様相にあると。
平和に形容詞など要らないと、
きっぱりと言葉にされた。そうだろう
積極的平和主義等、言葉で粉飾
した戦争加担の意味しかない。
平和を、どうしてまともに口にする
ことが出来ないのか妙な話である。











セールスマンよろしく、経済界連中
の意中となり、原発事故が現に進
行中にあってさえ、原発売り込みに
世界をまわり、近辺の危機をあおっ
て目先の不満を、集団的自衛権
なる言葉でかわす政権は許しが
たい等々と、ユーモアたっぷりに
話された。澤地さんが、物事は
小さいものがつまって大きなもの
になり、物を支えるものですとも
示唆され、小は大をなすと。

ついでに、今回メッセージを、
会へ送られた鶴見俊輔さんの
お話をされた。 元気なお顔を
拝したいが、なかなかお体が
思うようにいかない様子であった。

メッセージ

今、動けないのが、残念です。
戦争への動きをとめなくては
なりません。 九条の会に
思いを託します。
      鶴見俊輔
(講演会のページより)

なお、事務局の渡辺さんによれば、
梅原 猛さんから、高齢となった
いま、黒い影がさす自国の現況へ
深い憂慮にあるとの伝があったと
述べられた。


 

会の終わりに、誰でもがすぐに
意のわかる言葉で、会の意思等
を伝えるべく、短いアッピールを
多くつくりましょうと、結ばれた。



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